【資格更新に:4学習ポイント映像型eラーニング】
・本セミナーの映像型eラーニングを受講いただけます。有資格者の方は資格更新ポイントも発行しています。ぜひ以下のボタンから詳細をご確認ください。
今回のオンラインセミナーも、多数のお申込みをいただき、満員御礼での開催となりました。オンライン配信支援企業として合同会社PeerQuest様にご協力を頂き、セミナーを実施しました。ご芳志に対し、深く感謝と御礼を申し上げます。
引き続き、皆様方のご支援の程、心よりお願い申し上げます。
●18:30-18:35 開会ご挨拶
●18:35-20:20 講演:丸文株式会社 アルテミスカンパニー 田部 智史 氏
●20:20-20:30 閉会ご挨拶
カスタマーエクスペリエンスを高める『プロジェクト可視化の5つのポイント』セミナー
丸文株式会社アルテミスカンパニーの田部 智史 氏にご登壇いただき、プロジェクト可視化のポイントについてお話しいただきました。講演後、参加者からは多くの質問が寄せられ、プロジェクト管理に対する関心の高さが伺えるセミナーとなりました。本記事ではその概略をレポートいたします。
<1>プロジェクト計画段階におけるトラブル回避
プロジェクト計画時のスケジュールリスク管理は非常に重要ですが、ほとんどの場合、「経験値」から想定するしかありません。そこで、プロジェクトマネジメントツールを使用することにより、「経験」をデータとして蓄積し、客観的なレビューが出来るようにすることが大切です。
<2>タスク/スケジュール管理のメソッド
プロジェクト推進中の一番の課題は、プロジェクトマネージャー自身の「忙しさ」にあり、この忙しさをどう管理するのかが重要です。ツールを使って業務を圧縮するには、現場から吸い上げるデータの解析をツールに任せ、さらにレポート作成までを自動化できるツールを活用するとよいでしょう。
ただし、包括的なプロジェクト管理ツールは、組織として一貫したポリシー設定が大切で、企業としてプロジェクトマネジメントに対しての理解と取組みを行うことが不可欠です。
<3>コスト/リソース管理はどのように行うべきか
リソース管理をうまく回すためには、プロジェクトマネージャーとリソースマネージャーのギャップを埋めることが必要です。そこで、リソース計画を複数プロジェクトで見られるように可視化し、各マネージャー間で「共有」することで、管理の種別が異なる2つの職種間でのコミュニケーションが円滑に進み、異なるアプローチでプロジェクトを推進することができます。
<4>リスク/コミュニケーション管理に関する気づき
プロジェクトマネージャーがリスクをリスクとして認識する環境を整えるため、管理資料がきちんと整理され、さらにPMメンバー/PMOとのコミュニケーションが継続的に行われていることが大切です。
例えば、プロジェクトメンバー間でコミュニケーションをとる時間が確保されており、プロジェクトマネージャーとの間でリスクを報告出来る関係性が出来ていること、また、コミュニケーション手段が確立(統一)されていることなどが挙げられます。
<5>ステークホルダー管理をしてプロジェクトを円滑に
ステークホルダーを説得するためには、客観的なデータによる事実を元に、次のアクションプランを提示することが重要です。その際のデータは一元的に管理し、ツールを用いて可視化しておくことをお勧めします。
<まとめ>
- プロジェクトマネジメントに正解はない
- ツールの利用はより良いプロジェクトマネジメントを行う1つの手段
- 時間は有限のため、プロジェクトマネージャのリソースを適切に配置するためにツールは存在する
- 最終的なプロジェクトマネジメントの良し悪しはプロジェクトマネージャ自身のコミュニケーション、マネジメント能力に依存する
今回学んだスキルが参加者皆様の日々のお役に立てば幸いです。次回のセミナーは2022年6月に開催予定です。引き続き、弊会のセミナーへご参加くださいますようお願い申し上げます。
・プロジェクトマネジメント上におけるトラブル解決のコツやステークホルダーマネジメントを詳しく話して頂いて参考になった。
・日々プロジェクトマネージメントする上で心がけるべきことを分かりやすく説明いただきました。リソースの確保や運営費についてはもちろんですが、プロジェクトの運営や稼働についてだけでなく、ステークホルダーへの対応、満足しているかといった観点は持っていなかったため、とても参考になりました。
・PMとしてキーポイントになる活動や経験を踏まえてお話を頂けたので、共感するとこが多く改めて抑えておくべきところを確認する事が出来ました。
・PM自身のタスクを減らすという部分が、今まさにやりたいことでしたので興味深く話を聞くことができました。
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