プロジェクトは、「独自の目標を自ら設定し、それを期限内に自らコントロールして達成する一連の活動」。この意味で、イベントもプロジェクトです。本講演では、イベントマネジメントの専門家の目白大学・岡星先生より、世界的スポーツ大会のイベント制作を事例としてイベント制作の知識や技術について学びます。

今回の特別講義は、イベントプランナー&プロデューサーとして、約3000のイベントに関わってきた知見とノウハウを『イベント学』として教える現役大学教授による、イベントづくりを事例とするマネジメント講座です。

岡星氏は、国際的スポーツイベント「2002 FIFAワールドカップTM日韓大会」の時に、あるプロジェクトへの参加を呼びかけられました。それが、日本初開催となる「パブリックビューイング(PV)」でした。

今でこそ定着したPVというイベント形態が、当時全く存在していなかったため、企画を進めても関係者のほとんどから「テレビで試合がタダで観られるのに、わざわざお金を払ってまでお客は来ない」「絶対失敗する」と言われたそうです。

しかも、PVとして借りる会場は、なんとサッカーの聖地=国立競技場!　5万人を収容できる大会場で、観客が3/5以下では大赤字となります。はたして、前代未聞のイベントの結果は・・・!

5万人のサポーターが集まり、試合も日本代表が勝ち点1を得て大成功!　尚、このイベントは、「第50回カンヌ国際広告祭」でメディア・ライオン＜金賞＞を受賞しました。

本講義では、この時の実体験を通し、「できない?」を「できる!」に変えられるという確信を得たイベントマネジメントの”精神”と”技術”について、たっぷりと解説していただきます。

プロジェクトマネジメントやPMOを知らなくても、気軽にご参加いただける無料セミナーです。

岡星　竜美氏 （おかぼし　たつみ）

・目白大学メディア学部特任教授(イベント学)

・一般社団法人日本イベント産業振興協会認定「イベント業務管理士1級」

・一般社団法人日本イベントプロデュース協会 関東本部理事

・JEVAイベント総合研究所元所長/主席研究員　EIMイベントエグゼクティブ

・イベント学会　発起人・理事

・第50回カンヌ国際広告祭

メディア・ライオン＜金賞＞ 受賞

・電通SP展最優秀賞/電通東京本部長賞 受賞

・商環境デザイン佳作賞 受賞

・Inter BEE(国際放送機器展) 入賞

・ギネス準世界記録

メディア出演

NHK「クローズアップ現代+」「首都圏ネットワーク」

NHK BS2「日めくりタイムトラベル」

NHK Eテレ「プロのプロセス」

日本テレビ「スッキリ!!」「ZIP!」「news every」

読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」

フジテレビ「知りたがり」「スーパーニュース」

テレビ朝日「モーニングバード」「いつからこうなった?」

TBS「ひるおび!」

J-WAVE「Tokyo Morning Radio」等多数

著書

スポーツイベント検定テキスト「チカラ解き放て! スポーツイベントで社会を元気に」(JACE共著)、

日本スポーツツーリズム推進機構「スポーツツーリズム・ハンドブック」共著(学芸出版社)、

「マーケティング・コミュニケーション大辞典」共著(宣伝会議)、

「イベントの仕事で働く」(ぺりかん社)、

「イベント企画の基本構造」(リベルタス・クレオ)、「キラリ☆開眼物語～明日から企画のホープと呼ばれる本」(文芸社)等がある。

日本PMO協会ではあらゆる業種業態の皆様にお集まりいただき、学びの場のご提供と、異業種交流の場をセミナーとしてご提供させていただいております。

アットホームな雰囲気の中、わいわい、がやがやと学び、交流されております。