● いまだに人工知能を使ってなにができるのかイメージがつかめない
● 人工知能技術者・AIエンジニアと会話が嚙みあわず、要件定義がうまくできない。どんなベンダーを選べばいいのかよくわからない
●AIを用いた新事業が、どんなビジネスインパクト生むのか算出できない
技術とビジネスの両面を学んでいきます
たとえあなたが企業の企画部門や発注者で、直接にAIを開発・作成する役割になくとも、基本的な技術理解は必須になります。2010年代以降、人工知能がブームとなったことで、いまや新聞・雑誌等で人工知能関連のニュースを見ない日はなく、多くの方がAIの専門用語にも聞きなじみを持つ時代となりました。しかし、聞きなじみがある水準では仕事で活用することはできません。ビジネス設計についてはもちろん、技術についても研修の中で学んでいきます。
※研修時間の制約上、あらゆる人工知能の技術について学ぶことはできませんので、まず学ぶべき全体像をおさえ、専門的な学びにつなげる足掛かりとなる内容をご提供します。
ケーススタディを通して体験型の学びを行います
研修は座学を主体とするものの、座学で学んだことを活かしてケーススタディに挑戦いただくことで、より実務への応用がイメージしやすいような内容となっています。
人工知能を用いたプロジェクトには、大きく分けて2つの種類の人間が参加しています。
1つはビジネス的意義を設計し、企画~実運用まで完遂して、実際に収益を得ることに責任を持つ「ビジネスパーソン」であり、もう1つは技術的妥当性のある開発を行い、目的に沿った正しい人工知能を作り上げることに責任を持つ「技術者」です。どちらのクオリティもプロジェクトの成功には必須であり、両者が円滑に協力することは成功に不可欠です。しかし現実には、しばしばこの2者が致命的なコミュニケーションミスを起こすことも珍しくありません。どちらの意見も正しい場合も多いものの、相互の専門性があまりに隔たっているため、相手の言っていることが理解できない場合があります。
例)技術者「無邪気に精度を上げたいと言っているが、具体的にこれ以上どうやって上げろというのか?もう残りの工期もないのに、アイデアもないくせに口をはさむな!」
ビジネスパーソン「技術者は難しいことを言ってばかりいるけど、結局、提出されたものでは売り物にならないレベルだ。もっと品質を上げてくれ!」
どちらの言い分も正しいのですが、このまま言い合っても建設的な結論に到達する可能性は低いでしょう。
こうなってしまう背景には、ビジネスパーソンがあまりに技術を知らなすぎ、技術者があまりにビジネス目的を理解していないことにあります。プロジェクトを最終的に成功させるには、技術とビジネス、両方の知見を持ったリーダーが不可欠なのです。
そこで本研修では、人工知能についてまだ理解が十分でないビジネスパーソン向けに、技術的概略をおさえながら、プロジェクトを完遂に導くビジネスのポイントについて学んでいきます。
技術とビジネスの両面を学んでいきます
概略に記載の通り、たとえあなたが企業の企画部門や発注者で、直接にAIを開発・作成する役割になくとも、基本的な技術理解は必須になります。2010年代以降、人工知能がブームとなったことで、いまや新聞・雑誌等で人工知能関連のニュースを見ない日はなく、多くの方がAIの専門用語にも聞きなじみを持つ時代となりました。しかし、聞きなじみがある水準では仕事で活用することはできません。ビジネス設計についてはもちろん、技術についても研修の中で学んでいきます。
※研修時間の制約上、あらゆる人工知能の技術について学ぶことはできませんので、まず学ぶべき全体像をおさえ、専門的な学びにつなげる足掛かりとなる内容をご提供します。
ケーススタディを通して体験型の学びを行います
研修は座学を主体とするものの、座学で学んだことを活かしてケーススタディに挑戦いただくことで、より実務への応用がイメージしやすいような内容となっています。
※各講義は項目別に受講可能。内容としては、すべて受講いただくことで一通りの学習項目を網羅するよう設計されています。
※全体を1~1.5日研修としてご提供可能。
講義項目 | 概要 |
人工知能プロジェクトにおける、 プロジェクトマネージャーの役割(60分) | そもそも人工知能の開発とはどのように進み、どうマネジメントしていくべきなのか、それは従来のITシステムのマネジメントと何が異なるのか、マネージャーに求められる期待と役割を理解する |
プロジェクトの企画・目標とマネジメント(120分) | プロジェクト目標をどのように設計するのか、その際、ビジネスインパクトをどのように推計し、具体的に実施することに落とし込むのか、またプロジェクト開始以降はどのような点に注意してマネジメントしていくべきかを学ぶ |
人工知能の基本技術理解(120分) | 人工知能に用いられる代表的なアルゴリズムについて、人工知能開発全体の中での立ち位置を理解し、その概略とともに特徴や意義を学ぶ |
人工知能の基本実装方法理解(120分) | 人工知能モデルをシステムとして実装していく手法について、現代のデファクトとなっているツールを活用すると、どのように実装されていき、どのような苦労を乗り越えて商用化されていくのかを学ぶ |
人工知能マネジメントのケーススタディ(120分*) | (これまでの講義内容を理解していることを前提に)B2B・B2Cの2つのケーススタディについて、受講生の方にはAIを用いたビジネス企画を立てて頂き、その解説と講評を通してAI活用のポイントを身につける努力をする |
谷村 勇平 氏 (たにむら ゆうへい)
一般社団法人新技術応用推進基盤 代表理事
A.T.カーニー株式会社 マネージャー
リンカーズ株式会社 オープンイノベーション研究所 客員研究員
東京工業大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科修了NTTコミュニケーションズ株式会社においてクラウドサービスの企画・開発・運用に携わった後、Deloitte・A.T.Kearneyにてコンサルタントとして技術戦略の立案や、特にデジタルを中心としたトレンド技術の活用戦略にたずさわる。
【執筆 / 講演(抜粋)】
ポスト製造業の世界と化学企業の未来(月刊化学経済)
3Dプリンターの産業応用への課題とAI化・オープンソース化の検討(株式会社技術情報協会)
近未来の働き方を想像する:もしも銭形警部が人工知能を使いこなしたら、警察はルパンを逮捕できるのか?(IT media)
データベースド=プラントイノベーション(主催:バンコク日本人商工会議所)
AI / IoT導入勝利のセオリー(主催:リンカーズ株式会社オープンイノベーション研究所) ほか多数